何かストレスを抱えていても「つらい」と言葉では伝えられないワンちゃんたちは飼い主さんに気づいてもらえるようにサインを出してくれています。

英国小動物獣医師会(BSAVA)が発表した犬のストレスサインと原因は下記の通りです。

1. マズル(口のまわりから鼻先)を舐める…新しい環境、人や動物に対して
2. あくびをする…音など
3. パンティング(ハァハァと呼吸する)…引っ越しや宿泊
4. 食欲低下または食欲不振…家族の増減や来客
5. 下痢…習慣の変化
6. 尻尾が下がるまたは股の間にしまい込む…懲罰的なトレーニング方法
7. 耳を後ろにピタッとくっつける…プライバシーの侵害(リラックス中のいたずらなど)
9. 身体を縮める、うずまる、隠れる…犬種特有の本能を満たしていない
10. 震える…家族と離れ離れになる
11. 吠える、遠吠え、すすり泣く…家族(人や他の動物)との関係の悪さ

主には環境の変化が大きく関係するようです。ワンちゃんたちは少しの変化に敏感で、飼い主さんがしっかりとケアやフォローをしてあげることがストレス軽減の第一歩になります。

また、個体差があるため普段の愛犬たちの様子をよく見て、いつもと様子が違うなと気づいてあげることが大切です。

次回はストレス軽減のために私たち飼い主が何ができるかをご紹介します。