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愛犬にも安全な冬の住まい

2018.12.13    タグ:

冬の乾燥しがちな住環境は皮膚トラブルや病気の原因に。
暖房器具などによる事故にも注意しましょう。

愛犬とともに健康で安全な毎日を送るために、今回は冬の住環境ついて考えてみます。

 

●過乾燥を防ぎ、健康・安全に暮らす

冬はただでさえ空気が乾燥しているのに、室内は暖房器具によってさらに乾燥した状態になりがち。
乾燥は皮膚トラブルの原因に。また、ウィルスも繁殖しやすく、感染症などの病気にもかかりやすくなります。
対策としてはまず、愛犬がこたつやストーブのそば、エアコンの温風などに長時間あたらないように注意すること。
やけどの危険がある暖房器具などは特に、柵などを設けて愛犬が近づかないように愛犬の行動をコントロールします。
室内の過乾燥を防ぐためには、加湿器をプラスするのもよいでしょう。
湿度をコントロールしてくれる調湿効果のある壁材などを住まいに採用するのも有効です。
石油やガスなどは燃焼時に空気を汚します。その汚れた空気は部屋の低いところに滞留し、
長時間換気をしないと犬たちが大量に汚れた空気を吸い込んでしまうことに。
場合によっては中毒症状を起こすこともありますので、こまめな換気を心がけましょう。
暖房器具の電器コードによる感電にも注意が必要です。電気コードは愛犬がイタズラしないよう、
なるべく露出しないような工夫をしましょう。