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見た目と違って犬の肌はとっても敏感肌 ?!

2019.01.09    タグ:

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、まさに冬本番の日々、飼い主さんも肌荒れや手荒れに悩む季節です。
そこで今回はお肌のお話。と言っても、人間ではなくわんちゃんのお肌です (^_-)

 

 

全身を豊かな被毛に覆われているわんちゃん達は、一見、
皮膚トラブルとは縁が無さそうですが、実は……。
犬の皮膚は、人間と比べ角質層が薄く、とってもデリケート。
刺激や乾燥・ストレスなどにはめっぽう弱く出来ています。

 

●まず、清潔に保つことが大切。汚れやホコリなどが付着したままだと、
ニオイの元にもなりますし、毛穴に詰まって様々なトラブルの元になりかねません。
定期的にシャンプーをして清潔にするとともに、わんちゃんの住環境も清潔に
保ってあげて下さい。シャンプーの際はすすぎをしっかりして、皮膚への余計な
刺激となる薬剤成分などが残らないようにします。
また、濡れている時間が長ければ長いほど、犬の皮膚は、細菌などの繁殖に
好適な環境になってしまいます。余計な皮膚病を招かないためにも、
素早く皮膚に近い毛の根元を乾かすようにしましょう。
人間より小さく、デリケートな皮膚のわんちゃんは、
私達が想像するよりずっと大きな影響を受けてしまいます。

 

●乾燥も大敵!適度なうるおいも必要です。濡れている状態は細菌の温床ですが、
反対に乾燥も大敵。静電気が起きてホコリが付着しやすく、被毛がパサつき、毛艶が悪くなります。
犬も人間と一緒で、艶が良ければ実年齢より若く元気に見られるというもの(笑)!
また清潔にこだわるあまり、シャンプーのし過ぎはNG。適度に皮脂が分泌されないと、
乾燥を招き、フケの原因になってしまいます。シャンプーは月1~2回くらいがよいとされています。
特にこの季節、暖房器具の温風に直接当たっていると、確実に乾燥を招き、やはりフケの原因に。
お宅の愛犬、暖房の吹き出し口の前に陣取ってませんか?
わんちゃんに直接温風が当たらない工夫をしてあげて、飼い主さん共々、この季節を乗り越えましょう。