ワンちゃんとヒトの皮膚の違い
皆さんはかわいい愛犬たちの
健康状態をどこで判断していますか?
実は皮膚は健康状態を表すバロメーターなんです。
皮膚の役割は大きく分けて3つ。
① 外の刺激や乾燥を防ぐ機能
②感情の伝達などの神経伝達機能
③食事やストレスなどの影響を表す健康状態の指標
皮膚の状態をみればワンちゃんが健康なのか、
どこか不調が出ていないか判断することができます。
そんな皮膚は表皮、真皮、皮下組織という
3層で構成されています。
ワンちゃんたちは表皮が非常に薄く、
ヒトの1/3~1/5程度しかありません。
表皮の一番外側にある角質もヒトに比べ
細かく非常に刺激に弱いので
被毛でデリケートな皮膚を守っています。
また、ヒトの肌のpHは約5.5の弱酸性ですが、
イヌはpH7.5の中性です。
pHの合わないシャンプーを使用していると
被毛に影響があるばかりでなく、皮膚病の原因となります。
皮膚に異常がある場合は、ワンちゃんの
体のどこかが不調を表しているサインです。
一度、かかりつけの動物病院に相談してください。
思わぬ原因が見つかることがあります。
いつも健康でかわいくいてほしい愛犬たちの
ちょっとした不調を見つけてあげられる
飼い主さんでいてあげてくださいね。