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日向ぼっこについて

ペットにとって辛いであろう暑い夏が明け、涼しくなるこれから窓辺や外で日向ぼっこしながら気持ちよさそうにしている愛犬たちの愛くるしい姿に癒される飼い主さんも少なくないのではないでしょうか。

 

ワンちゃんたちにとって日向ぼっこは健康維持に欠かせないものです。

紫外線による殺菌作用

適度な紫外線には殺菌作用があり、皮膚についた細菌やカビなどから皮膚を守る役割があります。

ストレス軽減

ヒトと同じように日光を浴びることで脳内からセロトニンというホルモンが分泌されやすくなり、ストレス軽減に繋がります。

免疫力向上

日光を浴びると体内でビタミンDの生成が活発になり、免疫力やカルシウムの吸収を向上させてくれます。

特に子犬ではビタミンD欠乏が原因で発症する「くる病」を予防できます。

 

健康維持に繋がる日向ぼっこでも注意したいことがいくつかあります。

・日影や避暑地の確保

庭やベランダで日向ぼっこする場合には必ずワンちゃんが自分で温度管理が出来るよう、移動できる範囲に日影などの避暑地を用意してあげてください。家の中に入れるように少し窓を開けておくのも良いかもしれません。新鮮なお水もたっぷりと用意してあげてください。

・様子の確認

老犬や身体に不自由のあるワンちゃんの場合は決して目を離してはいけません。短時間なら大丈夫だろうと油断していると、日向ぼっこが原因で熱中症となり、亡くなってしまうケースがあります。様子をよく観察し、すぐに涼しい場所へ移動させることができるよう、見守り続けましょう。

 

 

これからワンちゃんたちにとっては過ごしやすい気候になります。

たまには飼い主さんも一緒にゆったりと日向ぼっこを楽しみませんか?