成犬の睡眠時間
スヤスヤとお昼寝をしている愛犬の姿は何とも可愛らしいですよね。
だけど、こんなに1日中寝ていて大丈夫?と心配になることはないですか?
ヒトは1日8時間程度の睡眠を一括してとりますが、ワンちゃんたちはお昼寝を繰り返し、成犬で約12~14時間の睡眠を分割してとります。
生活の変化によるストレスなどで睡眠の習慣が変わることがあります。
・新しい家族
ヒトの赤ちゃんや子犬などが新たに家族に加わると、急に大きく変わる環境の変化に戸惑い大きなストレスを感じます。ワンちゃんがゆっくりと静かに休める場所を設けてあげておくことで、多少ストレスを緩和することができます。
・気温の上昇
夏など気温が高くなると睡眠時間が長くなる傾向があります。元気がない、よだれが異常に多い、嘔吐する場合は熱中症の可能性があるため、気温が高い日のお昼寝には注意が必要です。
・生活リズムの変化
飼い主さんの勤務時間の都合でお留守番の時間が長くなったり、お散歩の時間が変わるなど生活リズムの変化はワンちゃんたちにも影響を与えます。
・遊び時間の増加
犬の保育園やペットホテル、訓練などでワンちゃんはオーバーワークになっていませんか?運動量が増えると疲れによって睡眠時間が長くなります。運動を増やすときは徐々に時間や強度を増やし、ワンちゃんの体に負担が掛かりにくい工夫をしてあげることが大切です。
元気ない、食欲不振、今までしなかったような行動をする場合は獣医師に相談をしてください。いい睡眠は健康を維持するの必要不可欠です。
ワンちゃんにとって毎日気持ちよく眠れる環境を整えてあげましょう。