動物愛護管理法について①
ペットを迎える際に飼い主さんたちに知っていてほしい法律「動物愛護管理法」
どんな法律かご存知ですか?
動物愛護管理法はヒトと動物が共生する社会の実現を
図ることを目的とし、単に可愛がるだけでなく
正しく飼養することを定めています。
ヒトと動物の共生する社会とは
「動物の愛護」と「動物の管理」に分けられています。
「動物の愛護」とは虐待や遺棄の防止、
動物の適正な取り扱い、動物の健康や安全の保持など。
「動物の管理」とは動物によるヒトや財産への侵害防止、
生活環境保全上の支障の防止、人への迷惑の防止を指しています。
飼い主さんの責任いついて第7条に
「動物の飼い主の責務」として明記されています。
これは飼い主だけでなく、ブリーダーやペットショップ、
動物保護シェルターなどすべての動物の所有者または占有者が含まれ、
第1項から第6項まであるので、正しく理解しておきましょう。
①迷惑防止
動物が人を傷つけらり、財産に損害を与えないなど人に迷惑を掛けないようにすること。
②感染症の予防
動物の感染症について正しい知識を持ち、自分や他の人への感染を防ぐこと。
③逸走防止
動物が逃げ出したり、迷子にならないように必要な対策をとること。
④終生飼養
動物の種類や習性などを正しく理解し、原則として動物がその命を終えるまで適切に飼い続けること。
⑤繁殖制限
動物が増えすぎて、適正な飼養が出来なくならないように、不妊去勢手術などの繁殖制限をすること。
⑥所有明示(身元表示)
飼い主がわかるよう首輪や迷子札、脚環、マイクロチップなどを装着すること。
以上、改めて確認しておきたいですね。