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分離不安症について

コロナ禍で在宅時間が増えたことでペットを迎え入れる方や一緒にいる時間が増えた方が多くいらっしゃるかと思います。

楽しい時間が増えた一方で、ワンちゃんが一人でいる時間が減り、飼い主さんと離れると不安になってしまう「分離不安症」という不安障害が現れるケースが増えています。

 

分離不安症は不安障害のひとつで下記のような症状が現れます。

・飼い主様が見えなくなると吠え続ける

・そそうをする(トイレ以外の場所で排泄する)

・自分の足や尻尾を傷になるまでかむ(自傷)

・破壊行動

・嘔吐、下痢

・床や地面を掘り続ける脱走しようとする  など

 

不安行動により、ご近所トラブルの原因になったり、飼い主さんの生活の質の低下、治療のための入院やペットホテルの利用が困難になるケースもあります。

原因は様々ですが、特に子犬の頃に飼い主さんといる時間が長かった子は注意が必要です。

 

分離不安症は軽度であれば一人でいる時間に慣れさせるトレーニングでき、「飼い主さんは出かけてもちゃんと帰ってくる」ということを覚えさせることが重要になります。

 

[トレーニング方法]

  • 声をかけずに部屋を出て、少ししたら部屋に戻ります。

最初は10秒程度で戻り、戻る時間もランダムにしながら徐々に時間を延ばします。

  • 何度も繰り返し、吠えたりしなければ十分に褒めてあげます。
  • 外出するときは準備中もなるべく愛犬を構わず、声をかけずに外に出ます。
  • 帰宅し、興奮しているようなら落ち着くまで構わないようにします。
  • 落ち着いたところで十分に褒めてあげます。

重度の場合はかかりつけの獣医師に相談してください。

 

お留守番がワンちゃんたちにとってストレスに感じず、リラックスできる時間にしてあげてくださいね。